競馬にカードローンの生活費を全額つぎ込んで悲惨な目にあった噂話

熊本県在住 O.Hさん(55歳)
よく競馬やパチンコに行くことがあるんだが、その近くには必ずといっていいほど、ATMが置いてある。自分の銀行口座から引き落とすだけならいいのだが、カードローンのATMなどもあるのでここで借金地獄にはまっていってしまう人間もいるということだろう。

こんなうわさ話を聞いたことがある。あくまで噂で本当に会ったことではない、と先輩からは聞いているが。ある男が生活費が足りなくなってカードローンを使ってお金を借りたらしい。その男はカードローンを初めて使ったので、コツコツ返済をして問題なく日常を過ごしていた。

しかしあるときに二重三重の不幸がその男に振ってきたのだ。それは会社が倒産して、妻が実家に帰ってしまったという。その他にも小さな不幸なことが重なったみたいだが、その時に男は今までまじめに生きてきたことに嫌気がさして自暴自棄になってしまったようだ。

そしてカードローンを使って全額ギャンブルにつぎ込んだという。そしてギャンブルですべてのカードローンのお金をつぎ込んでしまったら、自殺を図ったというのだ。いわば世の中が嫌になったということだろう。まじめに生きてきた男ほど、尚更かもしれない。

幸いその男は通行人がすぐに通報してくれたお陰で九死に一生を得たようだ。そして「やっぱりめちゃくちゃに生きることはよくない」と考えなおして、またまじめに生きることにしたという。自己破産をして、少しずつカードローンを返すために、一生懸命働いているという。

まぁこれはもしかしたらカードローンをちゃんと使わせるように、作られたつくり話かもしれないし、ギャンブルにのめり込んではいけないということなのかもしれない。しかし彼のように真面目に働いていても人生、報われるとは限らないのは悲しい事だ。神がいれば、そんなことにはなっていないはずなのだが…

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